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【丸亀市都市計画審議会】委員の選定通知が届きました!

「今年は大きく変わる議論をすると思うから、出ると勉強になるよ」と勧められて応募した【丸亀市都市計画審議会】の委員。昨日、選定通知が届きました!

応募の際には作文を提出するわけですが、今回のテーマは「人口減少時代の都市計画(まちづくり)について」。私は、下記のような作文を提出しました。
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 今年の4月、公益社団法人さぬき青年会議所が開催した川北秀人氏の講演会の中で、丸亀市の5年後の人口推移について知る機会がありました。結果は、“高齢者率は30.3%、対生産人口は1:1.9、75歳以上の人口は市民7人に1人”(根拠データは国立社会保障・人口問題研究所)というものでした。

 それらの数字を聞いてすぐに思い浮かぶのは「福祉の担い手は確保できるのか?」「税収は減るのに社会保障費はいくら増えるのか?」「職員数は減っているのに、増え続ける業務をどうするのか?」の3点ですが、それについては、「まちの担い手を市民・企業等へ移行していく」という一つの方向性が見い出せるように思います。ですが、一方でさらに深刻なのは、「既存インフラの維持」であることをその時に初めて知りました。

 私の生業はまさにそのインフラに係わる建設業です。半信半疑で公共インフラの維持活用をテーマにしたセミナーへ参加してみたところ、ある方より、「皆さんだって、まさかこれまで通りインフラが維持できるとは思っていないでしょう?」というお言葉が。セミナーの内容も、「水道の維持が困難な地域は井戸、給水車で対応することになるかもしれない」「道路についても、使われなくなった道は放棄せざるを得なくなる」といった厳しいものでした。

 一般の市民である私たちは、既存インフラが維持され続けると何の疑いもなく思っています。しかし、それが不可能な時代が、このまま行くとやってくる可能性が高い。もしかすると、これからは、“いかにまちを美しく小さくしていくか(廃墟にせずに)”を視野に入れた都市計画が問われる時代がくるのかもしれない・・・と考えさせられました。

 そういった深刻な話題もある一方、平成27年からは【クラウドファンディングを活用したまちづくりに関する検討会】も開催(資料 http://www.tokeikyou.or.jp/research/doc/1siryou.pdf)されるなど、新しい形でのまちづくりが始まっていることを知り、大きく世の中が変わろうとしていることを実感しました。

 この大きな流れの中で、どのように都市計画を策定していくのか。難しい時代だからこそ、一民間人として、真剣に考える場に参加したいと思っています。
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悲観的に未来を見るのではなく、だからといって現実を見ないふりもしない。
「建築の持つ力」を信じているからこそ、都市計画が未曾有の事態にどうシフトしていくことを選択するのか、学ばせていただこう!と思います。


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