コンセプトが出来るまで 第6回(最終回)「建築の持つ力を、心から信じること。」
「社会・文化・風景・人生・生活」に働きかける力も持っている“建築”。 そんなに大きな影響力のある“建築”なのに、『建築の持つ力』が疎かにされていることも往々にあるような気がする…。 「それでいいのか!!!」とモヤモヤしていたとき、【ハレとケ通信】のインタビューを通じて、設計者のTさんのお話を聞く機会を得ました。 「建築が、逆に地域に社会に働きかけていく、影響を及ぼす、ということは、ありうると思いますか?」...続きを読む
コンセプトが出来るまで 第5回 「ハードとソフトはつながっている!」
そしてもう一つ、大きなヒントとなった経験がありました。 それは、介護施設建設のプロポーザルについてお客さまからお声がかかり、ある設計事務所とチームとなって計画策定に取り組んだ時のことです。 その時、設計事務所のI所長が何度も言っていたのが、「ハードはソフトがあってこそ」という考え方。 「建築主の理念・方針(ソフト)を、建物というハードに翻訳する」ことを各自がプロとしての誇りをもって徹底的に追求し、納得...続きを読む
コンセプトが出来るまで 第4回 「富士建設って、なんて幸せな会社なんだろう!」
そして、平成24年(2012年)、それまでにも社員研修などでお世話になっていたY先生の提案で、初めて幹部社員で集まって「次世代の富士建設」について考える取り組みを開始。「富士建設って、どんな会社なんだろう」「どうありたいんだろう」について、1年程度かけて話し合いを重ねました。 最初の頃は、 「富士建設の取り柄って何やろ?」 「人柄かな?けっこう監督さんも営業さんも、褒められることが多いよ。」 「えっ、そ...続きを読む
コンセプトが出来るまで 第3回 季刊誌「ハレとケ通信」の誕生
そして平成20年(2008年)、中小機構四国へ「建設会社のPR」について、S先生に相談に。 建築工事にまつわる様々な物語、こだわりを、「面白いよ、そういうのは、十分材料になるよ」と言ってくださったS先生のおかげで、社外報である【季刊誌 ハレとケ通信】が誕生します。(同年12月に第1号発刊) 但し、当初これは、元々富士建設が得意としてきた「数寄屋風住宅」(※施工実績O邸 参照)を復活させるためのプロジェクトの一...続きを読む
参加者募集!(4/25【酸素欠乏危険作業に係る特別教育】実施します)
三豊市立財田地区新設統合小学校(仮称)校舎棟・屋内運動場棟建築工事作業所において、【酸素欠乏危険作業に係る特別教育】を実施します。(定員50名) 酸素欠乏症による事故は、臭い等で気づくことが出来ないために陥りやすく、また二次災害の起こりやすい危険なものです。 ①橋脚やわき水の多い地盤での基礎工事、潜函工事、圧気シールド工事等 ②下水や汚物槽のマンホール等 ③長期間使用されていない井戸の清掃作業等 ④船舶等鉄...続きを読む